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【銘柄分析】コカ・コーラ(KO)の業績・増配率推移一覧

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コカ・コーラ(KO)の財務データを分析してみましたので、以下内容をサマリーします。

 

 

①P/L情報

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売上高および純利益は近年減少傾向にあります。

 

主な要因はドル高による為替の影響、健康志向の高まりによる販売数量減などが挙げられますが、もう一つは同社が手掛けるボトリング事業の再フランチャイズ化が関係しています。

 

コカ・コーラの製法は、原液を製造する「上流工程」と、その原液をボトル詰めする「下流工程」の2つの工程から成り立っているのですが、上流工程の方が利益率が高いため、同社ではこの下流工程の部分をフランチャイズにすることで、効率良く事業を運営しようとしています。

 

近年利益率が低下しているのは、まさにこのフランチャイズ化に伴うコストが発生しているためで、いずれフランチャイズ化が完了すれば、同社の利益率は回復してくるだろう、と考えられます。

 

 

②P/L比率分析

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粗利は60%台、営業利益率は約20%台で推移しており、利益率は高い方です。

 

2016年から2017年にかけての純利益率の減少は、上述の通りです。

 

 

③キャッシュフロー分析

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売上高の減少トレンドを受けて、近年では営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローは減少傾向となっています。

 

しかしコーラの原液製法という究極の無形資産を有しているだけに、キャッシュを稼ぐ力はまだまだ健在です。

 

 

④1株当たり情報

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一株当たり配当は右肩上がりで推移してきましたが、EPSは先ほどのフランチャイズ化の影響もあり、減少傾向にあります。

 

 

⑤増配率推移

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増配率は過去10年間の推移を見ても減少傾向です。

 

今後は同社の業績回復が早急に実現されないと、増配率も今以上に下がり続けることが予想されます。

 

⑥チャート

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最後にチャート情報です。

 

基本的に右肩上がりのチャートを描いています。

 

同社の場合は、株価が急落するような局面があまりないため、長期保有するなら安心して投資できる銘柄だと思います。

 

 

総括


コカ・コーラは連続増配年数50年超の配当王銘柄であり、かつあのバフェット氏が保有していることでも有名です。

 

近年では事業の再フランチャイズ化、新しい消費者志向への対応などといった課題に向き合っていますが、長期保有を前提とすれば、非常に安心して投資ができる銘柄であると感じます。

 

コカ・コーラは世界各国で販売されているメジャーな飲料であり、ブランド力も絶大なため、今後も投資家に安定したリターンをもたらすことが期待できる数少ない銘柄のうちの一つではないでしょうか。