中小企業サラリーマンが資産形成で早期リタイアを目指すブログ

85年生まれのサラリーマンが米国個別株投資や海外ETF、iDeCoを活用した資産運用を実践中。

米国株投資初心者が陥りやすい為替の罠

f:id:k0694acbd230:20170708222458j:image

 

昨今のアメリカ経済の好調を受けて、最近は米国株投資を始める人が周りで増えてきたように感じます。

 

彼らは日本株ではもう十分なリターンが期待できないと考えているのか、現在進行形で最高値を更新し続けている米国株に活路を見出し、こぞって米国株投資デビューを果たしています。

 

そのため私も最近では、米国株投資をしている人と話す機会が増えつつあるのですが、色々話を聞いていると一つ疑問に感じることがあります。

 

それは為替についての見解です。

 

 

将来の為替がどうなるか分かるなら誰も苦労しない

 

先日友人と米国株投資のことで話をしていた時に、気になる発言がありました。

 

「ついこの前まで為替は1ドル110円台だったけど、今は113円付近まで上がってるじゃん?しかも米国の利上げとか考えると、今後ますます円安が進むと思うんだよね〜。だからしばらくドルに振り返るの止めようと思うんだ。」

 

あなたはこの意見を聞いてどのように思いましたか?

 

私は正直この意見には反対派です。

 

なぜなら、将来為替がどうなるかなんてプロでも分からないし、仮に株価が調整局面を迎えた場合に、十分なドルを保有していない場合、買い増しができなくなるからです。

 

それに為替が直近で1ドル113円になり、今後さらなる円安になったとしても、年初の1ドル117円台と比べれば大したことはありません。

 

それに2016年の頃の為替なんて、1ドル120円の世界でしたから、今この状況で多少円安になったからと言って、だから何なのでしょうか?

 

もちろん短期投資でリターンを最大化したい人は、為替の動きに敏感になるのは仕方ないでしょう。

 

しかし長期投資を実行している米国株投資家からすれば、いちいち為替の影響なんて気にしたりしないはずです。

 

例えばあなたは1ドル120円という為替水準が高いと思いますか?

 

私は特段高いとは考えていません。

 

なぜなら将来為替は1ドル150円くらいで推移しているかもしれないし、過去のブレトンウッズ体制の固定相場制においては、1ドル360円の世界でしたから、それに比べれば今の為替水準は非常に高いとは考えられません。

 

 

長期投資家はドルコスト平均で毎月ドルを購入するのが良策!

 

私はマネックス証券で米国株投資をしており、毎月ドルを機械的に購入しています。

 

こうすることで為替リスクの分散を図れますし、普段からドルを大量に保有していれば、急な相場環境の悪化に対して買い増しを実行することができます。

 

しかしこの方法だと、毎月ドルを購入すればその分為替手数料が発生し、非効率ではないか?という意見もあります。

 

ですが、マネックス証券の為替手数料は1ドル25銭であり、仮に1ドル120円とした際、5万円でドルを購入した場合と、50万円を購入した場合の為替手数料は、コスト比率にして0.2%台と大して変わりはありません。

 

(計算例)

 

1ドル120円を想定。

 

①5万円でドルを購入

 

5万円÷120=416ドル

 

為替手数料: 416×0.25=104円

 

コスト比率: 0.208%

 

 

②50万円でドルを購入

 

50万円÷120=4,166ドル

 

為替手数料: 4,166×0.25=1,041.5円

 

コスト比率: 0.2083%

 

仮に毎月5万円でドルを購入しても、1ドル120円が継続すると仮定した場合、年間為替手数料は104円×12ヶ月=1,248円となり、スポットで年に一度50万円でドルを購入する場合と比較して大差はありません。

 

このように為替手数料に関しては、概ねコスト比率に大差ないことから、私は毎月機械的にドルを購入し、株の買い付け余力を高めています。

 

そのため米国株投資家は、あまり為替を気にしすぎて投資に躊躇するくらいなら、毎月ドルを購入して、サッサと米国株に投資した方が理にかなっていますよ。